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設計コンセプト
吉野ヶ里遺跡は弥生時代の大規模な環濠集落跡であり、一部は復元され歴史公園が形成されています。「弥生くらし館」は弥生技術や集落の紹介をすると同時に古代の人々が行なっていた土器や勾玉づくりが体験できます。園内の既に復元された古代の風景を損なわないようデザインすることを計画当初より求められ、建物をストイックな形態とすることや地中に保存された遺構を傷めないよう限界まで建物を埋設させるなどさまざまな手法により解決させています。施設内には順路に従い「見る」「知る」「体験する」というゾーンブロックをプログラムしており、来館者の古代に対する潜在的な興味を喚起させる作用を図っています。また、体験工房の公園側には天井と床仕上に連続性を持たせた半屋外空間を設け内外空間の曖昧さを表すとともに公園との一体性を演出しています。
建物概要
- 【建物名称】
- 国営吉野ヶ里歴史公園 弥生くらし館
- 【受賞】
- 平成18年度国土交通行政功労賞の事務所長表彰
- 【発注者】
- 国土交通省九州地方整備局
- 【所在地】
- 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町
- 【用途・テーマ】
- 体験学習施設(研修所 / 展示施設 / 博物館)
- 【構造・階数】
- 鉄筋コンクリート造 / 鉄骨造・1F
- 【延床面積】
- 1,013m2
- 【竣工年】
- 2007年
- 【備考】
- 撮影:西日本写房福岡

