ペンギンの白内障検診 (2008/01/18)
第49次南極地域観測隊が、南極上空のオゾンホールによって地上に届く有害紫外線によるアデリーペンギンに白内障などの異常がないか調査しています。現段階では異常は認められていませんが、オゾンホールが拡大し、有害な紫外線が今後増えれば、ペンギンへの影響は否定できません。
モントリオール議定書により、オゾン層を破壊する特定フロンなどの規制がとられましたが、2006年9月にはオゾンホールが過去最大の南極大陸を超える面積となりました。
地上に到達する紫外線は、生体への作用により、しわやたるみの原因となるUV-A、皮膚ガンや日焼け、しみやそばかすの原因となるUV-Bに分類されます。オゾン層が1%減ると、UV-B量は約1.5%増えるといわれています。
南極観測のURL は
http://www.nipr.ac.jp/jare/
【ひとこと】
モントリオール議定書(オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書)が1987年に採択されて20年を経ました。議定書締約国(188ヶ国およびEU)は特定フロン、ハロン、四塩化炭素などを1996年に先進国で全廃し(途上国は2015年)、その他の代替フロンは先進国で2020年全廃(途上国で2030年)する義務があります。