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南極域のオゾン層は依然として深刻な状況(環境省)(2008/08/29)

環境省は平成19年度のオゾン層等の監視結果を発表しました。地球全体のオゾン全量は1980年代から1990年代前半にかけて大きく減少し、現在も減少が続いていますが、南極オゾンホールの規模は1980年代から1990年代にかけて急激に拡大し、その後もほぼ毎年大規模に形成されています。2007年に南極域上空で形成されたオゾンホールの面積は、2,490万k㎡(南極大陸の約1.8倍)で、過去10年間では2002年、2004年に次いで、3番目に小さい規模でしたが、オゾンホールは毎年大規模に形成されており、南極域のオゾン層は依然として深刻な状況にあります。 北海道の観測地点におけるCFC(クロロフルオロカーボン)類の大気中濃度は横ばい、または減少している一方で、その代替物質であるHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)類の大気中濃度は急速に増加しています。また、オゾン層は破壊しないが強力な温室効果ガスであるHFC(ハイドロフルオロカーボン)-134aの大気中濃度は、毎年10%前後の増加率で特に急速に増加しています。

【ひとこと】

20世紀最大の発明とされたフロンは、長い間、エアコンなどの冷媒や化粧品、半導体の洗浄などに使われ続け、我々の生活を豊かにしてくれた一方で、地球環境に大きな影響を与えてきました。CFCの大気中寿命は非常に長く、今後もその影響が続くものと考えられています。人類だけの便利さを追い求めることで、我々を育んでくれた生物の多様性を損なってきたことを我々は深く反省し、その対策を講じる必要があります。
本発表に関する環境省のURL:http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10105

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