哺乳類の4分の1が絶滅の危機(IUCNレッドリスト)(2008/10/06)
スペインのバルセロナで10月5~14 日に開催されたICUN(国際自然保護連合)の会議で、2008年版レッドリスト(絶滅危惧種リスト)が公表され、評価対象5,487種の哺乳類のうち少なくとも1,141種が絶滅の危機にあり、1500年から少なくとも76種の哺乳類が絶滅したと発表されました。人類の活動によって、すでに何百という種が絶滅した可能性があり、この状況を変えるためには、明確な目標の設定が必要とIUCNは警告しています。特に、中南米、アフリカ西部・東部・中央部、マダガスカル、南・東南アジアで生育環境の悪化や喪失が顕著で、世界の40%の哺乳類が影響を受けているとも報告されています。
【ひとこと】
レッドリストではイベリアオオヤマネコなどを含む188種の哺乳類が絶滅の危険性が最も高い絶滅危惧IA種に指定されました。また、伝染性の病気の影響により過去10年で60%減少したタスマニアンデビルを含む約450種が絶滅危惧IB種に指定されています。我々の日常生活が生態系に大きな影響を与え、便利さや快適さを追い求めることで、我々を育んでくれた生物の多様性が失われつつあることを認識せねばなりません。
本発表に関するIUCNのURL: http://www.iucn.org/news_events/events/congress/index.cfm?uNewsID=1695