日本のCO2排出量削減中期目標15%(2009/06/10)
地球の気温を安定化させるために、2050年までに世界全体の温室効果ガスを半減させなければならないという2008年の洞爺湖サミットでの合意を受け、日本政府は2050年までに60~80%の削減を目指す長期目標を掲げました。この目標に向けての一里塚として、2020年のCO2排出量を2005年比で15%(1990年比で8%)削減するという中期目標がこのたび発表されました。この数値は、日本国内の省エネルギーなどの努力の積み上げによるもので、海外からの排出権や森林吸収分を含まない「真水」の目標値としています。このためには、再生可能エネルギーの導入量を20%まで引き上げること、太陽光発電を現在の20倍にすること、新車の2台に1台はハイブリッド車などのエコカーにするなどの戦略が提示されています。一方、可処分所得の低下や光熱費の増加などにより世帯あたり約76,000円の負担が必要になると試算されています。
【ひとこと】
中期目標の達成のためには、例えば、新築住宅の8割を省エネ住宅にすること、7割以上に太陽光パネルを設置することなどの対策が必要とされています。住宅(家庭部門)や一般建築(業務部門)からのCO2排出量は、家電製品やOA機器等の普及に伴い年々増加する傾向があります。東畑建築事務所では、省エネルギーや環境配慮型建築の設計によりCO2排出量削減に取り組んでいます。
本発表に関するURL: http://www.kantei.go.jp/jp/asospeech/2009/06/10kaiken.html