北極海の海氷、年17cm薄く(2009/07/07)
NASA(米航空宇宙局)ジェット推進研究所(JPL)は地球観測衛星ICESatによる測定によって、2004~2008年の4年間に北極海の海氷が68cm(年平均17cm)薄くなっていることを確認したと公表しました。最近は冬季につくられる氷の量が十分でなく、夏に海面が現れると、海面が熱を吸収して海水を温め、氷をさらに解かす現象が顕著で、この4年間に154万k㎡(アラスカとほぼ同じ面積)の厚い氷の部分が減っていることがわかりました。
【ひとこと】
以前は米海軍の潜水艦が部分的に氷の厚さを測定していましたが、今回の測定により全体的な氷の挙動を捉えることができました。温暖化により氷の面積が年々小さくなっているだけではなく、氷の厚さも小さくなっていることが明らかになりました。
本発表に関するURL: http://www.jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2009-107