2010年度の温室効果ガス排出量(速報値)が公表されました(2011/12/13)
環境省は2010年度のわが国の温室効果ガスの排出量(速報値)を公表しました。総排出量は12億5,600万トンで、前年度比3.9%の増加となっています。リーマンショック以降、低迷していた景気が回復しつつあり、製造業などの産業部門で排出量が増加したこと、猛暑・厳冬により電力消費が増加したことなどが増加の理由として挙げられています。基準年である1990年(総排出量12億6,100万トン)との比率はマイナス0.4%であり、森林吸収量や京都メカニズムクレジットなどを考慮すると、2008~2010年の3ヶ年平均で、基準年比マイナス10.9%を達成したことになります。
【ひとこと】
各部門のエネルギー消費によって排出されたCO2量の内訳を見ると、産業部門が1990年比マイナス12.7%であったのに対し、商業、サービス、事務所等が含まれる業務その他部門では31.9%の増加、家庭部門では35.5%の増加となっており、依然として省エネルギーによりCO2排出量が削減できる余地が残っています。特に、2011年度以降は、原子力発電所の停止の影響を受けて、排出量が大きく増加することが予想されており、節電をはじめとした省エネルギーへの取り組みが重要となります。東畑建築事務所では、オフィスや商業施設、教育施設、医療施設などの多くの施設で省エネルギー改修を手がけ、地球温暖化防止や節電に貢献しています。
本内容に関する環境省のURL:http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14564