コミュニケーションの場となる複合スポーツ施設
富山県西部総合体育館・
砺波市温水プール
設計コンセプト
砺波の野に建つ本施設は、体育館・プール等の本来の目的に留まらず、広域圏の人々の新しいコミュニケーションの場として、総合運動公園の中央に整備されたものです。特色として、2階レベルを東に流れる庄川の堤防高さに設定し、公園側も盛土により同じレベルに上げることで、隔てられた2つの空間を視覚的・動線的に一体化しています。盛土は、形態を成すだけではなく、この地でカイニョと呼ばれる防風林の目的も果たし、周辺に広がる散居村を継承しています。
受賞
【2001】富山県建築賞 入選
建物概要
発注者 | 富山県/砺波市 |
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所在地 | 富山県砺波市柳瀬 |
用 途 | 体育館 / プール |
構造・階数 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 / 鉄骨造・2F |
延床面積 | 14,653 ㎡ |
竣工年 | 1999年 |
備 考 | 撮影:(株)SS北陸 |