土岐市立泉小学校
設計コンセプト
子供たちが一日の大半を過ごす小学校は単に教科学習の場だけではなく、生活の場でもあり、社会を学ぶ初めての本格的な場でもあります。子供たちが生活の一部として「心地よい居場所」を見つけだせる安らぎのある学校づくりをめざしました。学習エリアは、1学年に1クラスの予備教室(少人数授業教室・ワークステーションなどにも利用)とワークスペースを持つ4クラスを1ユニットとした学年クラスター型を採用しています。移動パネルや家具により、2mグリッドでエリアを自由に規定できる普通教室とワークスペースは、TT・少人数学習・30人学級・将来の拡充に対応し、多様な学習形態とあらゆる学習集団単位に柔軟な変化を見せる「可変する空間」として整備しました。また、学校は身近なコミュニティ空間でもあり生涯学習の場でもあります。地域が学校施設を利用しやすいように、開放ゾーンの集約・社会開放用クラブ室の整備など、学校機能と切り離した活用や充実した設備の導入により「まちの施設」としても機能します。
受賞
【2006】 |
第38回中部建築賞(一般部門)入賞 |
【2007】 |
社団法人文教施設協会 平成19年度 公立学校優良施設表彰 文教施設協会賞 |
建物概要
発注者 |
土岐市 |
所在地 |
岐阜県土岐市泉中窯町 |
用 途 |
小学校 / プール |
構造・階数 |
鉄筋コンクリート造 / 鉄骨造・3F |
延床面積 |
10,854 ㎡ |
竣工年 |
2006年 |
備 考 |
撮影:(株)SS名古屋 |
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