減築と耐震補強による長寿命化
国立大学法人
浜松医科大学医学部附属病院 外来棟
設計コンセプト
10階建の既存病棟の上層階5層分を解体し建物の重量を軽くすることにより、耐震補強の箇所数を減らし、また、病院機能を保持しながら耐震補強、並びに各診察科の改修設計を行いました。居ながら工事なので解体においては低騒音・低振動となるワイヤーソーなどの工法を選択しました。また、補強ブレース等のアンカー筋接着の為のドリル削孔が一番の騒音源となるので可能な限り、ドリル削孔音の少ない工法の選択も考慮しました。(鋼管コッター工法)
建物概要
発注者 | 国立大学法人 浜松医科大学 |
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所在地 | 静岡県浜松市 |
用 途 | 大学病院 |
構造・階数 | 鉄骨鉄筋コンクリート造・5F/B1F |
延床面積 | 29,790 ㎡ |
竣工年 | 2013年 |
備 考 | 延床面積に病棟他は含まず |