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設計コンセプト
都心居住を追及した超高層住宅
現代の都心居住には、価値観の多様化・ビジネスのグローバル化・女性の目覚しい社会進出などにより、職住近接・シングル・ディンクス・デュークスにとっての住みやすさ・国内外への移動の利便性・24時間サービスなどが求められます。ここでは、これまでのnLDKに捉われない間取りの住宅をベースとした上で、一部には「豊かな都心ずまい」の議論を踏まえて生まれた提案型住戸も配し、24時間営業可能な商業施設・子育て支援施設などを併設しています。また、風/光/緑あふれる空中庭園やパーティルーム、空中庭園に面したαルーム付き住戸、シースルーエレベーター、屋外のステップガーデンなどを計画し、多様な価値観を持った人々の居住する街の「コミュニティ形成」の一助としています。
【動きを感じられる外観デザイン】
東西のファサードは行動的なライフスタイルを連想させる非対称のデザインです。高層部のバルコニーの扱いやホバリングスペースの形状により、汐留地区の軸線方向への動きを感じられるようにしました。遠方からも確認できる空中庭園の大きな開口部が、アクティ汐留のアイデンティティをさらに協調しています。
【交通の要衝ゆえの敷地 条件の克服】
敷地の中央部の地下をJR横須賀線のシールドが縦断、西側にはJRの新幹線と在来線、西面・南面の道路上には新交通システム「ゆりかもめ」、そして東側には交通量の多い海岸通りとその上部の首都高速道路が存在しています。既存の地下構造物を避けた配置計画とし、騒音・振動等に十分な配慮を行った上で、高架の交通網に近接する部分は共用室やSOHO住宅・アフォーダブル住宅にする計画としました。
【長寿命建築を実現する「スケルトン&インフィル」】
住棟は「スケルトン&インフィル」の考え方に基づいて計画されました。将来の間取りの可変性は、水廻りの配置の自由度で決まりますが、高層部・中層部・低層部それぞれのグレードに合わせて自由度を設定し、階高に反映しています。
建物概要
- 【建物名称】
- 汐留H街区超高層住宅 アクティ汐留
- 【発注者】
- UR都市再生機構
- 【所在地】
- 東京都港区海岸
- 【用途・テーマ】
- 集合住宅 / 商業施設 / 公益施設 / 駐車場
- 【構造・階数】
- 鉄筋コンクリート造・56F/B2F
- 【延床面積】
- 100,626m2
- 【竣工年】
- 2004年
- 【備考】
- 撮影:ミヤガワ
■基本設計



