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設計コンセプト
「適度に開かれた国の研究施設」
国土技術政策総合研究所は、「美しく安全で活力のある国土」の実現を目指して技術政策の企画立案に役立つ研究を行う機関です。国の政策立案の基礎を担うにふさわしい研究機関としてのイメージを持ちながら、高度情報機能に対応した研究施設となるよう計画しました。これからの国の施設として適度なオープン性を持った施設とするため、開放部分と非開放部分のプランニングやガラスのカーテンウォールとタイル張り外壁のコントラストなどに留意し、新しい研究所としてのあり方を考え、研究活動の質を高めるためのしつらえ(アメニティ空間・ナレッジスペース)を積極的に設けています。
【外に開いたデザイン】
ロビーや情報閲覧コーナーなどのパブリックな空間(開放部分)は、外部との視線のつながりを意識して外壁をガラスカーテンウォールとしています。その他隣接する海岸や空を映し出す高性能熱線反射ガラスや白い大型タイルなどとともに、明るく適度なオープン性の感じられる外観デザインを目指しました。
【内に開いたデザイン】
外部とのつながりを意識した開放部分とは対照的に、内に開いた外部吹抜けを設けました。この外部吹抜けに面して、研究室や研究者が思索にふけるナレッジスペースなどのプライベートな空間(非開放部分)を配置しています。外部と適度に分けられたプライベートな空間と外部に開かれたパブリックな空間が交わる部分には、開放的な内部吹抜けに面した研究成果などが展示される打合せコーナーがあり、来庁者と研究者の交流の場となっています。
建物概要
- 【建物名称】
- 国土技術政策総合研究所横須賀新庁舎
- 【発注者】
- 国土交通省関東地方整備局
- 【所在地】
- 神奈川県横須賀市長瀬
- 【用途・テーマ】
- 庁舎 / 研究所
- 【構造・階数】
- 鉄筋コンクリート造・3F
- 【延床面積】
- 4,835m2
- 【竣工年】
- 2004年



