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設計コンセプト
開放的な保育室、そよ風の通るプレイコート、伸びやかな大屋根など、子供たちがゆったりと時が流れる中で自由に遊び回り、行動し、豊かに成長できる保育園づくりをめざしました。芝生の築山や屋上に掛けられたブリッジ、随所につくられたデン、大きな軒など、遊びのエリアを規定しない空間づくりと心地よい居場所づくりを、子供たちの視点に立って考えました。大きな軒と園庭を囲むように広がる建物は子供たちを迎え入れ、包み込むような安心感をつくり出しています。
【屋上緑化】
屋上緑化は建物の屋上部分を緑化することにより、断熱効果の向上、屋上のアメニティ空間の提供、周辺環境の改善などが可能な手法です。色金保育園では、プレイルームの上部を築山状の屋上緑化とし、運動場と一体でこどもたちが自由に遊び回り豊かに成長できる空間を創っています。また、この築山には建設残土を利用し、廃棄物削減によっても環境配慮に貢献しています。
【自然通風】
外壁面や外部建具に通気口などを設けることによって建物内の風通しを良くし、室内の換気や熱環境の改善に役立てます。風圧差を利用する手法、煙突効果を利用する手法、夏季夜間の冷気を導入する手法(ナイトパージ)など、さまざまな手法が多く採用されています。色金保育園では、卓越風向(地域で最も頻度の高い風向)に合った窓配置の工夫、敷地内緑化によるそよ風の誘引、開放廊下による窓の開放を促す工夫などによって園内の自然通風を確保し、こどもたちが健康的で快適に過ごせる空間づくりを行っています。
建物概要
- 【建物名称】
- 長久手町立色金保育園
- 【受賞】
- 第16回愛知まちなみ建築賞 / 愛知県 第11回人にやさしい街づくり賞
- 【発注者】
- 長久手町
- 【所在地】
- 愛知県愛知郡長久手町大字岩作字中島
- 【用途・テーマ】
- 保育所
- 【構造・階数】
- 鉄骨造 / 鉄筋コンクリート造・2F
- 【延床面積】
- 1,809m2
- 【竣工年】
- 2004年
- 【備考】
- 撮影:(株)SS名古屋
第16回愛知まちなみ建築賞は、「長久手町青少年児童センター・長久手町立色金保育園」
としての受賞。



