【埼玉県ふじみ野市霞ヶ丘 / 再開発 / 集合住宅 / 公益施設 / 郵便局 / ショッピングセンター / 駐車場 / 駐輪場 / 2006年竣工】 上福岡駅西口駅前地区第一種市街地再開発事業 ココネ上福岡
![]() |
||
設計コンセプト
歴史・文化の継承と景観形成に配慮した再開発施設建築物
上福岡駅西口地域全体の街の賑わいを創り出し、上福岡の歴史と文化の継承を図るとともに市の景観形成をリードする建築物となることを目指しました。建物は店舗棟、駅前施設棟(店舗、業務施設、クリニック、駐車場)、超高層棟(住宅、店舗、業務施設)、公益施設棟(ふじみ野市サービスセンター)に分棟し、ガラスの大屋根に覆われた2層吹抜けのプロムナード(ショッピングモール)や公益施設に面した端部のポケットパークなどにより、回遊性のある賑わい空間を構成しています。敷地は4面とも駅前広場や道路に面しているため、バックヤードを内部に配置することにより、外周の各面ともファサードとして表現しました。また、超高層住棟は、地域発展のシンボルとして市民に親しまれるデザインとし、北側の駅前広場に背を向けた表情とならないようにしています。
【歴史と文化の継承】
上福岡地域は、江戸時代には新河岸川の舟運の拠点として栄え、江戸の文化を地方に伝える役割を果たしていました。このような歴史を踏まえ、超高層棟は風をはらんだ舟の帆を思わせるものとし、頂部には船体をイメージしたオブジェを設置しています。また、建物の色彩は江戸時代に生まれた「四十八茶百鼠」の色調をベースとし、落ち着いた中にも活気と賑わいを醸し出すことを意図しました。
【街の賑わいを演出するデザイン】
駅前施設棟のファサードを覆うパンチングメタルのスキン、プロムナードのゲート、店舗部分のカラフルな庇やバナー、ポケットパークの吹抜けに吊り下げられたアート等が、外壁の伝統的な色彩や季節・時間によって変化する景観照明と相俟って、新しい街の楽しさ・賑わいを醸し出しています。
【個性のある住戸プラン】
住棟の最上階は1.5層分の階高を確保し、高い天井のリビングやロフト・床下収納などの特徴を持った住戸を提供しています。また、ミセスモニターによるワークショップで提案された子育て世代にとって住みやすい住戸タイプも実現しました。
建物概要
- 【建物名称】
- 上福岡駅西口駅前地区第一種市街地再開発事業 ココネ上福岡
- 【受賞】
- 埼玉県彩の国景観賞(たてもの・まちなみ部門)
- 【発注者】
- 独立行政法人都市再生機構〔旧:住宅都市整備公団埼玉地域支社〕
- 【所在地】
- 埼玉県ふじみ野市霞ヶ丘
- 【用途・テーマ】
- 再開発 / 集合住宅 / 公益施設 / 郵便局 / ショッピングセンター / 駐車場 / 駐輪場
- 【構造・階数】
- 鉄筋コンクリート造 / 鉄骨鉄筋コンクリート造 / 鉄骨造・25F/B1F
- 【延床面積】
- 42,400m2
- 【竣工年】
- 2006年



