人間性溢れる快適な研究環境の創出

熊本大学発生医学研究センター

設計コンセプト

人間性溢れる快適な研究環境の創出
本施設は、遺伝学、解剖学、組織学、分子生物学、細胞生物学などの学問分野により培われてきた基礎医学研究を発生学的視点から生命科学・医学の統合的研究推進を図るための研究施設です。居室・研究・実験の明解なゾーニングの平面構成とともに、モジュール化や設備ピット等の採用により、様々な研究内容に対応した機能的で高いフレキシビリティを実現しています。各階ラウンジや屋外のオープンスペースなど、研究者がリラックスできる空間の充実を図り、人間性溢れる快適な環境づくりを行っています。単に一施設の整備としてではなく、熊本大学キャンパス全体の将来像を捉え、既存施設との統一感を与えることで、風格のある景観づくりを行っています。

建物概要

発注者 文部科学省
所在地 熊本県熊本市本荘
用 途 大学(研究・実験施設)
構造・階数 鉄骨鉄筋コンクリート造・9F
延床面積 5,831 ㎡
竣工年 2005年
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