キャンパスに溶け込む新校舎

同志社女子大学新新心館(仮称)

設計コンセプト

新新心館(仮称)は、食物栄養科学科専用の研究実験施設として計画しています。同志社女子大学に相応しく清楚で端正な建築とします。既存キャンパスとの景観調和を図り、外壁はレンガやレンガ調タイル・水平ボーダーを基調とし、屋根は金属葺きの勾配屋根で構成しています。将来に渡り外観を損ねないよう、設備供給ルートは外部に設けず、内部に充分なシャフトを設け、設備の増改修に対応する計画としています。研究実験室は多様な実験実習活動を想定し、すべてに対応できる最適な基本モデル化を図り、実験内容の変更に対応できる計画としています。敷地形状により建物配置は南北軸なるため、東西面からの諸室への採光対策として、窓際にレンガの透かし積みを設け、研究実験室への直射光の軽減を図っています。エントランス空間は直階段や吹抜を設け、伸びやかで明るいインテリアとしています。共用部には交流スペースを配し、学生同士や教員との交流を促します。

建物概要

発注者 学校法人同志社
所在地 京都市上京区
用 途 大学(研究実験施設)
構造・階数 鉄骨鉄筋コンクリート造・3F/B1F
延床面積 5,584 ㎡
竣工年 2015年 【予定】
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