こども同士で育てあう・育ちあう児童館

長久手町青少年児童センター

設計コンセプト

青少年児童センターは、乳幼児から中高生までの青少年を対象とする児童館として、県下では初めての施設となりました。近い年齢同士の横方向の交流は学校などでも容易に行なわれていますが、異年齢集団という縦方向の交流は、なかなか成されていないのが現状です。こども達の「縦向き的交流」は、こども同士で育てあう、或いは育ちあうことが可能であり、大人たちの押し付けでないところに、この施設が大きな意味を持ちます。計画では、従来の児童館機能のみならず、施設全体を有機的につなぐことで、様々な遊びや活動を誘発し、訪れるこども同士が、連鎖的な関係性を生みだす「みんなの家」づくりをテーマに掲げ実践しました。

建物概要

発注者 長久手町
所在地 愛知県愛知郡長久手町
用 途 福祉施設/教育施設/児童館 
構造・階数 鉄骨造・2F
延床面積 1,067 ㎡
竣工年 2007年
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