地域の文脈を継承し、親しまれるショッピングセンター

イオンタウン南城大里

設計コンセプト

イオンタウン㈱が社名変更第1号新築店として、食品スーパーを核テナントとするショッピングセンターを南城市旧大里小学校跡地に建設しました。沖縄の瓦を連想する庇やエントランスを守るシーサー、小学生の絵をタイルに焼き付けたモニュメント、南城市のゆるキャラ「なんじぃ」を随所に配置して地域の特色を継承しています。特徴のあるトイレは近隣住民の間では買い物をしなくても一度見に行くといいと評判になったらしく、キッズトイレ・身障者用駐車場のリモコンゲート・ユニバーサルデザインとイオンタウン㈱が取り組んできた成果が評価され福祉のまちづくり県知事賞に至りました。また、フロントのカーテンウォールからは24時間営業のスーパーを象徴する照明が周辺を照らしだし、夜間の集客の一端を担っています。近隣には地元のライバル店舗が有るけれども、親しまれるショッピング施設としてオープン後の売り上げは伸びてきているそうです。

受賞

【2012】 照明普及賞(平成24年 照明学会)
【2013】 沖縄県福祉のまちづくり賞 沖縄県知事賞(平成25年度)

建物概要

発注者 イオンタウン(株)
所在地 沖縄県南城市
用 途 物品販売業を営む店舗
構造・階数 鉄骨造・2F
延床面積 10,201 ㎡
竣工年 2012年
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