すべての世代が「心地よさ」を感じる病院

特定医療法人明仁会 明舞中央病院

設計コンセプト

明石海峡大橋を望む丘陵地、明舞団地内に位置する民間病院です。敷地高低差を利用し各種アプローチを分離、医療用EV・廊下を設置し各種動線を分離するなど、効率的運用が可能な部門配置計画としています。病室は1・4床室を基本とし4床室にも洗面・便所を設置、8m2/床以上を確保して療養環境加算を取得、すべての病棟が療養病床の施設基準を満たし、将来、療養病床に転換が可能です。また、住民に開かれた親しみやすい雰囲気づくりと、小児から老人まですべての世代が「心地よい」と感じられることを内外部のデザインテーマとしています。明るい暖色系の色彩でまとめつつ、外来では壁面や天井面を間接照明の柔らかい光で照らし、病棟では光庭や廊下突き当たり部分に設置した窓から自然光を取り入れ、さらに、明石海峡大橋への眺望を生かしたデイルームや展望浴室を設置するなど、明るくやさしい雰囲気づくり、癒しの空間づくりに配慮しています。

建物概要

発注者 医療法人明仁会
所在地 兵庫県明石市松ヶ丘
用 途 病院
構造・階数 鉄筋コンクリート造 / 鉄骨造・7F/B1F
延床面積 10,674 ㎡
竣工年 2002年
備 考 撮影:(株)SS大阪
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