創業者の想いを引き継ぐ
RYUSENDO GALLERY
設計コンセプト
東畑建築事務所の創業者・東畑謙三が手掛けた東洋古美術商の店舗兼住宅が、周囲の再開発を横目に竣工当時(1966年)の形のまま、現在もなお大切に使われています。
今回の改修計画では竣工後約60年におよぶ建物の風合いを生かしつつ、建物の住宅部分をギャラリーへ用途変更し、外壁面は錆付きの由良石の補修と、竣工当時の資料を基にベンガラ入り黒漆喰の復元を行いました。今回挿入されたギャラリーエントランスの円弧上の壁は、由良石や黒漆喰の風合いに馴染みながら、建物に新たなアクセントを与えています。
この度、建物は登録有形文化財に指定されました。
今回の改修計画では竣工後約60年におよぶ建物の風合いを生かしつつ、建物の住宅部分をギャラリーへ用途変更し、外壁面は錆付きの由良石の補修と、竣工当時の資料を基にベンガラ入り黒漆喰の復元を行いました。今回挿入されたギャラリーエントランスの円弧上の壁は、由良石や黒漆喰の風合いに馴染みながら、建物に新たなアクセントを与えています。
この度、建物は登録有形文化財に指定されました。
受賞
【2018】 | 登録有形文化財(建造物)指定 |
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建物概要
発注者 | 株式会社繭山龍泉堂 |
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所在地 | 東京都中央区 |
用 途 | ギャラリー / 店舗 / 住宅 |
構造・階数 | 鉄筋コンクリート造・4F / B1F |
延床面積 | 736㎡ |
竣工年 | 2019年 |