都心部の新たな賑わい拠点となる放送会館
NHK新富山放送会館
設計コンセプト
放送会館の老朽化に伴う建替え計画であり、街のシンボルとなり富山を感じられるような場所づくりを求められました。交差点に面して放送会館の顔となる「まちかど広場」を設け、視覚的に連続するハートプラザとともにまち往く人々が気軽に訪れる場を創ることで、都心部の新たな回遊性の創出と、更なる活性化を目指しました。また、アルミ・ガラス・県産木材など、富山ならではの建材を活用し、外装のアルミルーバーは四季の移り変わりにより様々な表情を見せる富山の自然を想起させる「ゆらぎ」を表現した意匠としています。報道機関としてあらゆる災害に備えた防災性と耐久性を有するとともに、地域に開かれ親しまれ続ける放送会館を目指しました。
建物概要
発注者 | 日本放送協会 |
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所在地 | 富山県富山市 |
用 途 | 放送局 |
構造・階数 | 放送会館:鉄筋コンクリート造、免震構造 / 3F・鉄塔:鉄骨造 |
延床面積 | 5,189㎡ |
竣工年 | 2022年 |