環境負荷を抑えた医師会の新たな拠点
兵庫県医師会館
設計コンセプト
阪神・淡路大震災で被災したビルの地下駐車場躯体が残置されていたため、解体・建設コストの縮減、廃棄物の削減による環境配慮という観点から、既存地下躯体を土留め壁として活用しています。外観は、眼前のポートライナーからの視線を意識し、割り肌タイルによる壁面と西日に配慮した彫りの深い開口部が連続するファサード構成としました。5階には光庭を設け、建物中央部への採光を確保し、照明電力消費抑制にも寄与しています。
建物概要
発注者 | (社)兵庫県医師会 |
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所在地 | 兵庫県神戸市中央区磯上通 |
用 途 | 事務所 / 会館 |
構造・階数 | 鉄筋コンクリート造 / 鉄骨造・7F/B1F |
延床面積 | 5,435 ㎡ |
竣工年 | 2005年 |
備 考 | 撮影:時空アート |