J1基準を満たした15,400人収容の球技専用スタジアム
南長野運動公園総合球技場
設計コンセプト
J1基準を満たした15,400人収容の球技専用スタジアムです。ホーム側を2層、アウェイ側を1層とした独特のU字型のスタンドは、ホーム感の演出とフィールドの天然芝への日照の確保より生まれた形態である。冬は寒気を遮断し、夏は空気を入れ替えるピッチレベルに設けた可動通風口、芝生全域への一斉散水が可能なスプリンクラー等、フィールドへの光と水と空気をコントロールする先進的な試みを随所に行なっています。観客席はピッチまでの距離が近く、ウッドデッキの桟敷席、マルチボックス(個室観覧席)、フィールドが見渡せるコンコース等多彩な観戦環境を提供しています。外装はスタンド内への風を抑制し周辺への音漏れ、光漏れを軽減する有孔折板を採用し機能的かつシンプルな意匠としました。
建物概要
発注者 | 長野市 |
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所在地 | 長野市 |
用 途 | 観覧場 |
構造・階数 | 鉄筋コンクリート造 / 鉄骨造・4F |
延床面積 | 26,684㎡ |
竣工年 | 2015年 |
備 考 | 設計:竹中・東畑・北信・千広・アーキプランJV |