「みち」と「ひろば」を軸とした多様さと豊かさ
泉佐野市総合文化センター 泉の森ホール
設計コンセプト
用水池跡の人工地盤上に計画された、ホール、図書館など4つの機能をもつ複合文化施設です。人工地盤を感じさせない起伏のある緑の中に点在させた各施設と、里山がもつ「みち」と「ひろば」を空間構成の軸として、その昔「茅渟(ちぬ)の里」と呼ばれていた泉南地方の夕映えの美しさ、山と海に恵まれた泉佐野市の地勢の多様さ、四季折々の風情の豊かさを表現しました。外部空間の変化に富んだ風景を取り込み、内部にいながら季節や時間の変化が楽しめる施設としています。
受賞
【1996】照明学会照明普及賞(優秀施設賞)
【1997】大阪都市景観建築賞 大阪府知事賞
【1997】大阪都市景観建築賞 大阪府知事賞
建物概要
発注者 | 泉佐野市 |
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所在地 | 大阪府泉佐野市 |
用 途 | 文化施設 / 生涯学習センター / 図書館 / 資料館 / 駐車場 |
構造・階数 | 鉄筋コンクリート造 / 鉄骨鉄筋コンクリート造 / 鉄骨造・3F/B1F |
延床面積 | 34,848 ㎡ |
竣工年 | 1996年 |
備 考 | 撮影:(株)SS大阪 |