山並みとの調和を図る三角屋根の博物館

鈴鹿市考古博物館

設計コンセプト

鈴鹿市東部の伊勢国分寺跡に隣接した、子供から大人までが楽しく歴史を学ぶことのできる場として、また、埋蔵文化財調査センターの機能をあわせもつ施設として計画されました。周辺の遺構を保全するため、限られた範囲での配置計画となっています。国分寺の屋根の形状を意識し、鈴鹿山系の山並みとの調和を図るべく三角屋根を連続させ、内外壁面の色彩やテクスチャーは、古代の先人たちが生活した世界へ誘う施設として、時の重なりを表現するものとしています。

受賞

【1999】中部建築賞 入選
【1999】三重県建築賞 入選

建物概要

発注者 鈴鹿市
所在地 三重県鈴鹿市
用 途 博物館
構造・階数 鉄筋コンクリート造・2F
延床面積 2,631 ㎡
竣工年 1998年
備 考 撮影:(有)フジタ写真工房
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