地域のみんなが元気になる学校
草津市立老上西小学校
設計コンセプト
JR南草津駅の開業に伴う活発な宅地開発により、県内有数のマンモス校となった老上小学校の分離新設です。地域住民や保護者、各種関係団体と調整を図りながら、地域と連携した学校づくりを目指しました。矢橋地域の広がりのある田園風景や、集落景観を継承した低層の分散配置とし、まちに開かれた「ふれあい広場」を中心に、校舎と体育館、そして学童保育・市民センター棟が取り囲むように配置されています。校舎は一部木造化も図られ、開放的なメディアセンターは子ども達がいつでも自由に利用できる交流エリアにもなっています。広場に面する音楽室は、地域開放も視野に入れた多目的ホールとしての単独利用も可能で、屋根架構を木造とした体育館やシンボルとなっている時計塔が、新しい「まちの風景」を形成しています。
建物概要
発注者 | 草津市 |
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所在地 | 滋賀県草津市 |
用 途 | 小学校 |
構造・階数 | 木造 / 鉄骨造・2F |
延床面積 | 9,342㎡ |
竣工年 | 2016年 |