街に開かれ賑わいを創出する御堂筋のランドマーク
三菱UFJ銀行大阪ビル
設計コンセプト
大阪・御堂筋に面する、西日本の拠点ビルの建替計画です。本建物は御堂筋本町北地区の新たな地区計画や都市再生特別地区の適用を受け、当地区において高さが100mを超える第一号案件であり、今後の御堂筋のランドマークとなるように計画しました。外観は銀行建築の伝統や旧建物のイメージを継承した列柱を採用し、落ち着いた色の石張りとすることで、高級感と風格を表現しました。1 階にはカフェやギャラリーなど一般の方も自由に出入りできる場を設け、直結する地下鉄淀屋橋駅はバリアフリー化や駅構内連絡通路の整備を行い、地上建物周りには壁面後退に合わせて歩行者空間を整備し周辺街区の回遊性を高めるなど、ビジネス中心の街に賑わいと人の流れ、緑のうるおいを広げることを目指しました。
受賞
【2019】 | 第39回大阪都市景観建築賞(大阪まちなみ賞) 奨励賞 |
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建物概要
発注者 | 株式会社 三菱UFJ銀行 |
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所在地 | 大阪市 |
用 途 | 事務所 / 銀行 |
構造・階数 | 鉄骨造/鉄骨鉄筋コンクリート造・(本館)21F / B3F (別館)18F / B3F |
延床面積 | (本館)49,530m² (別館)29,456㎡ |
竣工年 | 2018年 |
備 考 | 設計JV:三菱地所設計・東畑建築事務所設計監理共同企業体 |