世界有数の歓楽街における安全・安心の象徴となる警察署
警視庁麻布警察署
設計コンセプト
六本木と麻布という異なる街の境界に新たな街の結節点となるようなデザインを考えました。日影規制により建物高さを抑えた東側低層ボリュームは麻布の街並みとの調和を考え、「あざぶ」の由来である(※諸説あり)麻の布が織り込まれたような外観としました。また、南西側高層ボリュームは、先進性を備えたシャープな外装で“六本木らしさ″を表現しました。環境計画においては、南西横連窓の中庇(ライトシェルフ)設置による日射制御と昼光利用、北西面の西日対策としての縦フィン(大型ルーバー)設置、クールヒートトレンチによる外気負荷低減、雨水利用などを行っています。
建物概要
発注者 | 東京都 |
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所在地 | 東京都港区 |
用 途 | 警察署 |
構造・階数 | 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造および鉄筋コンクリート造) |
延床面積 | 16407㎡ |
竣工年 | 2018年 |