持続的に活用される市民の庁舎
坂出市庁舎
設計コンセプト
老朽化・狭隘化した市庁舎の建替計画です。窓口サービス等日常的な業務以外にも夜間・休日等の利用を促進する計画を行い、ライフサイクルを通じて利用密度を向上させる庁舎を目指しました。庁舎西側を市民に開かれたゾーンとし、明確なセキュリティ計画により多くの室を時間外にも利用できる計画としました。コロナ禍により集まって交流する機会は減っているものの、オンライン講義の講義室など新しい形で市民に利用されています。
これまで旧庁舎の中庭で市民による「ランチミニコンサート」が行われてきました。行政の積極的な運用と市民の活動に建築計画が融合し、持続的に親しまれ活用され続ける庁舎であってほしいと願っています。
これまで旧庁舎の中庭で市民による「ランチミニコンサート」が行われてきました。行政の積極的な運用と市民の活動に建築計画が融合し、持続的に親しまれ活用され続ける庁舎であってほしいと願っています。
建物概要
発注者 | 坂出市 |
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所在地 | 香川県坂出市 |
用 途 | 市庁舎 |
構造・階数 | 鉄筋コンクリート造(免震構造)・4F |
延床面積 | 6,732㎡ |
竣工年 | 2020年 |
備 考 | 設計JV:米沢建築設計事務所 |