多くの絵本に出会いノビノビできる交流空間
海南nobinos
設計コンセプト
「海南nobinos」は、“賑わい創出”を目的として整備された図書館機能、市民活動・生涯学習活動支援機能、子育て支援機能などを備えた複合施設です。2階をメインフロアにし、開架冊数の約5万冊の絵本を自由に手に取ることができます。天井が高く開放的で「動」と「静」を書架や家具によってゆるやかに繋げ、3階は連続した書架のほか、押入のようなブースや床に寝そべりながら本を楽しむことができるコーナーを設けました。4階は大人向けのライブラリーとし、森の音・川の音のBGMが流れ、森の中のゆったりとした気分での読書と飲食をすることができます。窓際に低いテーブルと椅子を並べ、お気に入りの居場所として多世代に利用されています。ノビノスホールや半屋外ノビノスルーフは、演奏会など積極的に活用されています。屋内の書架とつながる色とりどりの屋外ファニチャーなども配置、施設のあらゆる場所で、誰もが思い思いに過ごせる交流施設としています。
受賞
【2021】 | 第55回日本サインデザイン賞(銀賞) |
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建物概要
発注者 | 海南市 |
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所在地 | 和歌山県海南市 |
用 途 | 図書館 / 市民交流施設 |
構造・階数 | 鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・1F |
延床面積 | 7,850㎡ |
竣工年 | 2020年 |
備 考 | 撮影:Nacāsa & Partners Inc. (1~3枚目) 長岡写真事務所(4枚目) 北山勝哉写真事務所(5枚目) |