海の玄関口にふさわしい公共性

唐津港湾合同庁舎

設計コンセプト

本庁舎は、唐津の海の玄関口であり地元の地域や企業・行政が一体となって進める「唐津みなとまちづくり」の「唐の津交流ゾーン」に位置することから、地元が主体となって唐津港の将来像を議論する「唐津みなとまちづくり懇話会」と連携し、唐津のみなとにふさわしい国の公共施設を目指しました。
外観は、旧三菱合資会社唐津支店本館などのレンガや縦長の窓、庇といった素材や形態の要素や色彩を取り入れ、みなと全体がモチーフとしている明治・大正期の唐津の姿と調和を図っています。
また、みなとのプロムナードに面したエントランスホールは開放できるつくりとし、地域のイベント開催時に利用できる計画としています。

建物概要

発注者 国土交通省九州地方整備局
所在地 佐賀県唐津市
用 途 事務所(庁舎)
構造・階数 鉄骨鉄筋コンクリート造・3F
延床面積 3,804㎡
竣工年 2018年
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