子どもたちを包む木のぬくもり 未来へつなぐ町のシンボル

粕屋町立中央保育所

設計コンセプト

当施設は、子どもたちが「のびのびと遊べる」、そして大人も「安心して見守れる」環境を目指しました。まちの新しいシンボルとなるよう、「イエガタ」を象徴的な外観として計画しています。
施設の中心となるエントランスホールからは、吹き抜けを通じて1・2階の様子が連続的に感じられ、子どもたちの活動をさりげなく誘発します。また、事務室からは屋内・屋外の主要な場所に視線が繋がり、どこにいても見守りやすい設計を徹底しました。
建物の内外には、「つぼみぶんこ」「こもれびホール」など多様な居場所を点在させ、縁側のようなピロティや屋上テラスで緩やかに繋ぎ、回遊性を生み出しています。また、これらのスペースはお遊戯会や運動会の観覧場所など、様々な用途に変化します。
内装には天然木を多用し、木のぬくもりが子どもたちの原体験として心に残ってほしいという願いを込めています。さらに地域に開かれたこの「イエガタ」の保育所が、粕屋町の街並みに優しい雰囲気をもたらすことを心より願っています。

受賞

【2025】 第19回キッズデザイン賞
(子どもたちの創造と未来を拓くデザイン部門)

建物概要

発注者 粕屋町
所在地 福岡県糟屋郡粕屋町
用 途 保育所
構造・階数 鉄筋コンクリート造・2F
延床面積 1,517㎡
竣工年 2024年
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