医療技術と自然の融合
済生会熊本病院
外来がん治療センター
設計コンセプト
通常の生活を送りながら外来で「がん」を治療するというコンセプトで計画された施設です。最新鋭の放射線治療機器、充実した化学療法室、さらには早期発見や再発防止を目的としたPET-CTなど充実した整備がなされています。建築空間では「森」を再現したライトコートを施設の中央部に演出し、心のケアを目的とした癒しの空間づくりを実践しています。最先端の医療技術(Technology)と植栽や自然素材(Nature)を融合させた医療空間の創出は、微力ながら医療に携わる設計者として理想的な空間を追求した印しであります。
受賞
【2008】 | 第21回日経ニューオフィス賞(九州・沖縄ニューオフィス奨励賞 グリーン賞) |
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【2008】 | 第14回 くまもとアートポリス推進賞選賞 |
建物概要
発注者 | 社会福祉法人恩賜財団済生会熊本病院 |
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所在地 | 熊本県熊本市近見 |
用 途 | 病院 |
構造・階数 | 鉄筋コンクリート造・4F |
延床面積 | 6,442 ㎡ |
竣工年 | 2007年 |
備 考 | 撮影:西日本写房福岡 |