木が見守り、木とともに育つ保育園

横田保育園

設計コンセプト

新座市で最初に開設された歴史ある私立保育園の建替えです。新園舎は子どもたちにやさしく、のどかな周辺風景にもなじむよう、木をふんだんに使った平屋建ての親自然な園舎としました。「木が見守り、木とともに育つ保育園」です。平面形状は大きく腕を広げたような「コの字型」で、園庭の真ん中にはシンボルツリーが植えられて、園舎はそれを囲むように建っています。この園舎が毎朝子どもたちを迎えています。主体構造は大断面集成材を用い、大スパン構造とスライディングウォールにより保育室を大部屋として使えるようにしています。内装にも天然木をふんだんに用いているほか、子供がなめても安全な天然植物塗料、楽しくわかりやすいアクセントカラー、どこにいても子どもに目の届くガラス面の扱い、地域開放できる子育て支援室、温水式床暖房、などで、安全・快適・親自然な園舎を目指しました。

建物概要

発注者 社会福祉法人まるよ会 横田保育園
所在地 埼玉県新座市野寺
用 途 保育園
構造・階数 木造(大断面集成材)・1F
延床面積 841 ㎡
竣工年 2008年
備 考 撮影:SS東京
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