ノードスペースを中心とする先進的研究施設

第一三共株式会社 平塚 研究E棟

設計コンセプト

このプロジェクトは、アンケート、ヒアリング、打合せの仕方、ツールの使い方、設計・監理の手法等をプロポーザルのプレゼンテーションから監理まで、常に提案、説明、対話を繰り返し、定例会や分科会だけでなく、必要に応じて公聴会を開き、築きあげたものです。これからのデヴィジョナルラボのあり方として、研究員同士のコミュニケーションを効果的に推し進めることを主題とし、エントランス~日常動線を結び付けたノードスペースを1・2階のオフィスの中心に設け、3・4階にラボを、5・6階にラボサポートを配し、PS・DS・EPS等を外壁側へ集約した解決策は、先進性と清潔感と堅牢さを求めていた立面にも波及するものとなり、結果として既存研究棟にみられた平面・断面構成を大幅に入れ替えるものとなりました。

建物概要

発注者 第一三共株式会社
所在地 神奈川県平塚市
用 途 研究所
構造・階数 鉄骨造・6F
延床面積 9,243 ㎡
竣工年 2011年
備 考 撮影:(株)エスエス東京
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