地場を支えるものづくり人材育成システム構築の場

静岡大学次世代ものづくり
人材育成センター

設計コンセプト

浜松キャンパスに位置する工学部に次世代型のものづくりセンターが整備されました。大学の「自由啓発」の精神を尊び、独自性に富む科学技術の人材育成、社会に開かれた「知」の拠点として、地域や社会の要請に応えるべく目的として機能しています。浜松市は、世界に誇る輸送機器産業を始め、楽器製造、光工学産業があり、大学が社会的な使命として整備されました。施設は学内の実習だけでなく、地域にも開き、ものづくりを通しての教育や支援活動を行える場として、連携ゾーンや大人数にも対応できる実習スペースを計画しています。ものづくりの基本となる独創性、企画性、総合性、技術管理能力、経営能力まで体系的に実現可能な「地場を支える人材育成システムを構築する場」として機能していくことになります。外観は、鉄・アルミ等のメタリックな印象を与え、ものづくりの最先端をイメージし形にしました。

建物概要

発注者 国立大学法人静岡大学
所在地 静岡県浜松市
用 途 大学(ものづくり人材育成センター)
構造・階数 鉄骨造 ・2F
延床面積 2,415 ㎡
竣工年 2010年
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