分野横断的な研究を実践

東京大学(駒場Ⅱ)総合研究実験棟

設計コンセプト

東京大学駒場Ⅱキャンパス内に建つ先端科学技術研究センターの研究所です。本キャンパスは、東京大学の中でも研究に特化したキャンパスであり、中でも同センターは分野横断的な研究を実践しており、学内の研究者にとどまらない産学連携の拠点ともなっています。このような研究所にふさわしい環境・機能を目指して、次の3つをコンセプトとしました。

1 キャンパスの街並みの継承・完成
既存建物との壁面線・高さの統一、ピロティに面した低層部の公共性・透明性の確保、中庭を経由するネットワーク動線の確保、ホールの1階への配置等により、従前のマスタープランを継承・完成させ、統一感のあるキャンパス全体像を形成しました。
2 交流を促すオープンな研究所
1階に配置され樹木の景観を取りこんだ自然を感じるホール、開放性のあるセミナー室、落着きのある研究室などが、リラックスでき研究者同士の交流を促すようにし、研究所にふさわしい思索の場となるようにしました。
3 最新の実験を支えるフレキシブルな実験室
ユニット毎に改装が可能なインフラレイアウト、予備ドラフトチャンバーダクト、リザーブドレイン方式による合理的な排水、自由に設定可能な間仕切り等により、最新の研究を目指す変化に容易に対応できるフレキシブルな実験室としました。

建物概要

発注者 国立大学法人 東京大学
所在地 東京都目黒区
用 途 大学 / 研究・実験室
構造・階数 鉄筋コンクリート造・7F
延床面積 7,123㎡
竣工年 2011年
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