駅前開発エリアに位置する都市型急性期病院

愛仁会千船病院

設計コンセプト

阪神電鉄なんば線「福駅」の駅前に位置し、商業施設と一体的に開発された病院です。敷地内に駅前広場や自由に利用可能な通路を整備し、鉄道と地域の結節点に病院が融合する計画としています。
「安全と安心を未来に」を新築移転の理念とし、地域にかけがえのない病院として「今」必要となる機能の充実とともに、「未来」に求められる病院にも成長できるよう、新たな機能の導入・更新の仕組みを計画に織り込んでいます。災害時にも免震構造により地震被害の低減を図り、浸水被害を低減する対策として2階に救急診療を担うエリアや重要医療機器を配置する計画としています。
多様なライフスタイルを持つ都市生活者に訴求するため、質の高い医療を提供する機能的で洗練されたイメージを創出しています。ライトウォールやライトバーをモチーフとした誘導サインによるライトスケープにより来院者を駅前からスマートに迎え入れています。

建物概要

発注者 社会医療法人愛仁会
所在地 大阪市
用 途 病院
構造・階数 鉄筋コンクリート造(免震構造)・9F
延床面積 32,770㎡
竣工年 2017年
備 考 292床
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