
労働者の職業能力開発・向上と安定した職業生活の確保という目的達成に向け、総合的、計画的な事業を展開しています。その内容は、職業に必要な専門技術や知識を習得させる高度職業訓練と、基礎的な技能や知識を学ぶ普通職業訓練に分かれ、職業に必要な知識・技能を学ぶ場として大きな役割を果たしています。
労働力不足、高学歴化の進展、技術革新に伴う技能労働者の質的・量的変化や産業構造の変化に伴う離転職者への職業転換訓練の必要性などを背景に、訓練生は中卒者や高卒者だけでなく離転職者や在職者にも拡大し再雇用・再就職に向けた訓練も各地で積極的に行われています。
職業訓練校だけでなく、さまざまな学校・教育施設においても、知識や技術は、生徒と教員の「対話やふれあい」を通して習熟・継承されるものと考えています。一般教育施設に限らず、各種学校においても修学環境の中に、ヒトとヒトが触れ合える「コミュニケーションの場」を積極的につくり出し、教育を通して「ヒトづくり」のお手伝いのできる施設づくりを目指しています。