津城跡の緑をのぞむ次世代のコンパクト庁舎
津地方・家庭・簡易裁判所
設計コンセプト
三重県津市に建つ裁判所の建替え計画です。計画のコンセプトとして「津城跡の緑をのぞむ次世代のコンパクト庁舎」をかかげ、関係諸室の効率的運用と機能的な動線計画によるコンパクト化によって「使いやすくわかりやすい庁舎」、周辺環境に呼応し景観形成に貢献する「地域になじむ裁判所庁舎」を目指しました。
南面の日射遮蔽のための水平方向の深い庇は、厚さの異なる2種類を取り付けピッチを変えながらリズミカルに配置し、周囲の民家に圧迫感を与えないように長大な外壁面のボリュームを分割しました。
来庁者の利用が多い1階エントランスと2階法廷フロアは、品位を感じながらも明るくオープンな雰囲気づくりを心掛け、1階と2階をつなぐ中央階段については、上階へ誘導しやすい形態としながら、木材を積極的に使い親しみを感じるデザインとしています。
南面の日射遮蔽のための水平方向の深い庇は、厚さの異なる2種類を取り付けピッチを変えながらリズミカルに配置し、周囲の民家に圧迫感を与えないように長大な外壁面のボリュームを分割しました。
来庁者の利用が多い1階エントランスと2階法廷フロアは、品位を感じながらも明るくオープンな雰囲気づくりを心掛け、1階と2階をつなぐ中央階段については、上階へ誘導しやすい形態としながら、木材を積極的に使い親しみを感じるデザインとしています。
建物概要
| 発注者 | 最高裁判所 |
|---|---|
| 所在地 | 津市 |
| 用 途 | 事務所(裁判所) |
| 構造・階数 | 鉄骨鉄筋コンクリート造・5F / B1F |
| 延床面積 | 9,628㎡ |
| 竣工年 | 2025年 |