正門まわりの風景を未来に繋げる
同志社大学致遠館
設計コンセプト
本計画は今出川キャンパス正門の正面に建つ、1916年竣工・レンガ造2階の致遠館を建替える計画です。これまで「記憶の継承」をテーマとして、キャンパス全体の整備を行っており、本計画においても「正門まわりの風景を未来に繋げる」ことを目指しています。
外観は既存致遠館のレンガ割や窓位置等の壁面構成を抽出し、立面デザインを再現しています。レンガ壁は2階までとし、新たに設けた3階は存在感を抑えたガラスとすることで、近接する重要文化財の有終館との関係性にも配慮し、正門廻りの風景を継承しています。レンガ壁のイギリス積み、まぐさ・ボーダーの石積み、内部階段手摺等、細部にわたるデザインの踏襲に加え、創建時のエントランスアーチや2階レリーフの石積を保存・再利用し、100年余の歴史を現代に受け継いでいます。
外観は既存致遠館のレンガ割や窓位置等の壁面構成を抽出し、立面デザインを再現しています。レンガ壁は2階までとし、新たに設けた3階は存在感を抑えたガラスとすることで、近接する重要文化財の有終館との関係性にも配慮し、正門廻りの風景を継承しています。レンガ壁のイギリス積み、まぐさ・ボーダーの石積み、内部階段手摺等、細部にわたるデザインの踏襲に加え、創建時のエントランスアーチや2階レリーフの石積を保存・再利用し、100年余の歴史を現代に受け継いでいます。
建物概要
発注者 | 学校法人同志社 |
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所在地 | 京都市 |
用 途 | 大学 |
構造・階数 | 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・3F / B1F |
延床面積 | 約3,200㎡ |
竣工年 | 2021年 |