都市共生型立体キャンパスによって育まれる知の交流拠点
「オープンナレッジポート」

関東学院大学 横浜・関内キャンパス

設計コンセプト

関東学院発祥の地・横浜関内へ都心回帰した新キャンパスの計画です。関東学院大学がこれまで取組んできた街と共に学ぶ実践的な学修方針「社会連携教育」に対応し、関内駅周辺の街全体をキャンパスと捉え、多様な人々が入り混じる知の交流拠点「オープンナレッジポート」を目指しました。
知のリソースを共有するプラットフォーム(ホール、ギャラリー、コワーキング等)は低層部に配し、都市の多様性を映す立体的なガラスファサードや、内装にレンガ壁を設え、新旧混在する港町横浜らしい建物外観としています。外構には大通り公園から連続する緑やファニチャーを設え、大きなエントランスピロティを確保することで、誰もが気軽に立ち寄りやすい風景となっています。また緑・光などの自然が感じられる心地よい居場所を全フロアの随所に設け、立体的な回遊性と滞在性を備えた空間が視覚的に連続する”立体的なキャンパス”を実現しています。

受賞

【2023】 第65回神奈川建築コンクール 一般建築物部門
(最優秀賞)
【2023】 第57回日本サインデザイン賞(銅賞)
【2023】 日本空間デザイン賞2023 Longlist入選
(公共生活・コミュニケーション空間部門)

建物概要

発注者 学校法人関東学院
所在地 横浜市
用 途 大学 / 劇場 / 飲食店
構造・階数 鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造・17F / B2F / 塔屋2F
延床面積 27,051㎡
竣工年 2022年
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