居場所をつなぎ 賑わいの流れがうまれる
四万十市総合文化センター
しまんとぴあ
設計コンセプト
高知県の南西部、『日本最後の清流』四万十川が流れる四万十市に建つ文化施設です。既存のホール・公民館の老朽化に伴う再整備事業として、文化芸術活動・交流を活性化する賑わい創出の施設として整備しました。
活動や賑わいがこの場所で完結しないように、隣接する公園まで連続する共用部を設えています。外装材を内部にも展開させ、異なるテクスチャーの各室ボリュームの配置をバランスさせることで、まちを散策するような空間体験を意図しています。大きな流れから分岐する支流は、路地空間のような小さなスケール感によって、市民の日常的な居場所となるように計画しています。
大ホールは舞台と客席の距離を縮めつつ、客席空間の一体感を得るために囲み型のバルコニー形状を採用しました。また、少人数利用による空席感を解消するように、特徴的な段状の客席形態をとっています。段状の客席によってうまれる反射音が、豊かな響きにも寄与しています。
活動や賑わいがこの場所で完結しないように、隣接する公園まで連続する共用部を設えています。外装材を内部にも展開させ、異なるテクスチャーの各室ボリュームの配置をバランスさせることで、まちを散策するような空間体験を意図しています。大きな流れから分岐する支流は、路地空間のような小さなスケール感によって、市民の日常的な居場所となるように計画しています。
大ホールは舞台と客席の距離を縮めつつ、客席空間の一体感を得るために囲み型のバルコニー形状を採用しました。また、少人数利用による空席感を解消するように、特徴的な段状の客席形態をとっています。段状の客席によってうまれる反射音が、豊かな響きにも寄与しています。
受賞
【2024】 | 第6回JIA四国建築賞2024(優秀賞) |
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建物概要
発注者 | 四万十市 |
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所在地 | 高知県四万十市 |
用 途 | 劇場 |
構造・階数 | 鉄骨造 / 一部鉄骨鉄筋コンクリート造 / 一部鉄筋コンクリート造・4F |
延床面積 | 6,922㎡ |
竣工年 | 2024年 |
備 考 | 設計JV:鳥設計事務所 |