まちと庁舎をつなぐ木造区民交流ロビー
京都市西京区総合庁舎(東庁舎)
設計コンセプト
西京区総合庁舎(東庁舎)は、敷地から約600m離れた保健福祉センター別館との機能統合を図ったプロジェクトです。
計画の中心を為す木造2階建のボリュームは区民交流ロビーになっています。一般流通材の軸組工法で構成しており、無理のない一間スパンで、近隣の住宅地域にも配慮したスケールとしています。親しみやすく、フラッと立ち寄りたくなるまちと庁舎の間の空間を目指しました。木部は全て京都市内産材「みやこ杣木(スギ・ヒノキ)」を活用、そのほか西京区のシンボルでもある竹(西京区産)を内装材やサイン、造作家具に用いました。高層部は、将来の増築に配慮した様々な工夫を行いながら、北側に対して圧迫感を低減するよう、ボリュームをセットバックし、勾配屋根を設けています。
計画の中心を為す木造2階建のボリュームは区民交流ロビーになっています。一般流通材の軸組工法で構成しており、無理のない一間スパンで、近隣の住宅地域にも配慮したスケールとしています。親しみやすく、フラッと立ち寄りたくなるまちと庁舎の間の空間を目指しました。木部は全て京都市内産材「みやこ杣木(スギ・ヒノキ)」を活用、そのほか西京区のシンボルでもある竹(西京区産)を内装材やサイン、造作家具に用いました。高層部は、将来の増築に配慮した様々な工夫を行いながら、北側に対して圧迫感を低減するよう、ボリュームをセットバックし、勾配屋根を設けています。
建物概要
発注者 | 京都市 |
---|---|
所在地 | 京都市 |
用 途 | 庁舎 |
構造・階数 | 木造:2F・鉄骨造:5F / B1F |
延床面積 | 4,033㎡ |
竣工年 | 2023年 |