小・中合築による新たな“融合”の学び舎づくり
伊勢市立二見浦小学校・二見中学校
設計コンセプト
津波浸水域にある小学校と中学校の高台移転にあたり、両校を合築し新設する計画です。別運営である小学校と中学校、学校機能と地域利用・避難所機能など、さまざまな機能を「融合」させることで、機能性を担保しつつも新たな学びや交流を創造する学び舎を目指しました。
狭小な校舎用地に対してシンプルな矩形の校舎配置とし、階毎に小・中を緩やかに分けつつも、自然と交わりやつながりが生まれるゾーニング・動線計画としました。校舎中央にはオープンなメディアスペースと階段教室を設け、多様で豊かな学び・生活の場としました。
また、児童・生徒の活動が引き立つモノトーンのシンプルな色彩計画の中に、県産材の温もりや伊勢を連想するアクセントカラー・サインなどを加え、地域の歴史文化をさりげなく感じられるデザインとしました。
狭小な校舎用地に対してシンプルな矩形の校舎配置とし、階毎に小・中を緩やかに分けつつも、自然と交わりやつながりが生まれるゾーニング・動線計画としました。校舎中央にはオープンなメディアスペースと階段教室を設け、多様で豊かな学び・生活の場としました。
また、児童・生徒の活動が引き立つモノトーンのシンプルな色彩計画の中に、県産材の温もりや伊勢を連想するアクセントカラー・サインなどを加え、地域の歴史文化をさりげなく感じられるデザインとしました。
建物概要
発注者 | 伊勢市 |
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所在地 | 三重県伊勢市 |
用 途 | 小学校 / 中学校 |
構造・階数 | 鉄筋コンクリート造 / 鉄骨造 / 鉄骨鉄筋コンクリート造・3F |
延床面積 | 10,416㎡ |
竣工年 | 2023年 |
備 考 | 設計JV:一級建築士事務所 和田設計企画室 |