育みの「わ」

大垣市立北幼保園

設計コンセプト

本プロジェクトは老朽化した既存3園の移転統合計画です。施設づくりにあたって園児の「動きが“わ”」となるような、回遊性のある空間づくりを目指しました。保育室は園庭を内包しながら、のびやかな曲線で結ばれ、保育室と保育室のすきまの空間に吹抜を設け、トップライトから光が降り注ぐプレイコーナーとして、活発な園児の交流の場となることを目指しました。2Fの保育室からは園庭につながる芝生のマウンド「ぼうけんの丘」を通って園庭にアクセスでき、回遊性をさらに高めています。太陽光発電、照明のオールLED化、井水を使った中水利用と屋根散水など環境配慮対策も積極的に行っています。「動きの“わ”」により年齢の違う子ども達との交流が生まれ、「ふれあいの“わ”」が広がっていけばと願っています。

建物概要

発注者 大垣市
所在地 岐阜県大垣市
用 途 幼保園
構造・階数 鉄骨造 / 鉄筋コンクリート造・2F
延床面積 3,571 ㎡
竣工年 2014年
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