自然の光を拡散光として建物内に取り入れ、執務空間や学習空間などに適した光環境をつくります。 強い直達光を遮りしながら、拡散光を室内に導くことが可能なライトシェルフを採用し、 照明電力を低減し、かつ、照明器具からの発熱も抑えられるので、冷房エネルギーも低減されます。
みなとみらいグランドセントラルタワーには、ファサードに水平ルーバーが設置され、 ライトシェルフとして、執務空間に自然光を導入しています。 明るさセンサー付の照明により、自動的に照明エネルギーが削減可能です。
みなとみらいグランドセントラルタワー
自然採光で十分に明るい教室で、照明を点けずに授業を行うこどもたち(豊田市立土橋小学校)
ライトシェルフの有無によって、ひとが感じる「明るさ感」がどう変わるかを実験しました。
「明るさ尺度値※」という指標で色分けした結果を示します。
※東京工業大学 中村芳樹准教授の提唱する人間の明るさ感の指標。
13段階で、13が非常に明るい、1が非常に暗い、7がどちらでもない。