自然の恵みのひとつである雨水を貯留し、雑用水として利用することで、上水の使用量を削減することが可能です。
蛇口をひねったら出る水道水は、浄水処理や送水に多くのエネルギーを消費しており、節水はCO2削減にも効果があります。
約10,000㎡の屋根(エコルーフ)をもつ神奈川県立保健福祉大学では、
屋根に降る雨を地下の貯留槽に蓄え、便所の洗浄水や植栽の灌水に活用することで、
水資源の有効利用を図っています。
神奈川県立保健福祉大学
下のグラフは雨水貯留を行った学校での水道使用量です。
雨の多い時期に使用量が大きく下がっているのがわかります。
貯留槽の中に雨水がどれくらい溜まっているのかが見える覗き窓や手押しポンプにより貯留雨水が使えるしかけにより、 子どもたちに雨水利用を体感できように配慮しています。(京都市立朱雀第四小学校)