地盤面より10m以上深い地中の温度は年間を通してほぼ一定とされており、夏は外気よりも冷たく、冬は暖かい状態になっています。 再生可能エネルギーのひとつである地中熱を建物に活用すれば、大気中に排熱や燃焼ガスを排出することなく、 環境にやさしいエネルギー利用が可能です。
広島県三次市立塩町中学校では、地中熱ヒートポンプを利用した空調を行っています。
広島県三次市立塩町中学校
地下約100mまで打ち込んだパイプから採った熱を利用する地中熱ヒートポンプで教室の冷暖房を行っています。
地中熱ヒートポンプ
広島県三次市立塩町中学校の昇降口には校内のエコに対する取り組みが一目でわかるパネルを設置し、 その中に、地下約100mの地中温度が表示される工夫を行い、環境学習に役立てています。