製材工場の残材や建設発生木材、家畜の排泄物、食品廃棄物、生ゴミ、下水汚泥などから得られる動植物を 起源とするエネルギーを建物に活用することも進められています。 バイオマスは、燃焼してもCO2を排出しないものと取り扱われ、廃棄物の再利用や減少による循環型社会構築、地域の活性化に貢献します。
バイオマスタウンとしてわが国の最先端をいく真庭市では、市役所本庁舎の冷暖房にも
木質ペレットやチップを燃料として用いています。
真庭市役所 本庁舎
市内で生産されたチップやペレットを燃料とするボイラーで温水をつくり、冬季は暖房、夏季は温水焚冷凍機を用いて冷房を行っています。
バイオマスボイラー
地場産材による受水槽
京都市立朱雀第四小学校エコ改修では、市内の木質ペレット工場で製造されたペレットを燃料とするストーブが採用され、CO2削減や地産地消の学習に役立てられています。